| 知っておきたい『毛周期』 |
毛根の底にある毛乳頭に接している毛母細胞が乳頭毛細血管から栄養を吸収して分裂を繰り返し、産毛(うぶげ)が頭皮にあらわれてきます。 その後、頭髪は男性で2年~5年、女性で4年~7年成長(成長期)します。 やがて、細胞分裂がストップして成長は止まります。 毛根は徐々に頭皮の表面に押し上げられ、約3週間の退行期を経て抜け落ちます。 ここで、いったん毛母細胞は分裂を中断し(休止期)4~6ヶ月後には、また新しい頭髪を再生し始めます。この繰り返しを『毛周期』といいます。
日本人の頭髪総数は、0~15万本くらいで、健康な方で毎日50~100本は抜け落ちています。抜け毛が目立ち始めて、その中に細くて短い成長途中の頭髪が増えるにつれて脱毛症の危険度は急速に高くなります。 洗髪時やご自分の枕をチェックしてみてください。
『毛周期』からご理解いただけますように、頭髪の改善は早期に結果を期待するのは無理です。少なくても半年~1年はかかります。ストレス緩和や食生活改善などの健康管理を含めて、根気良くをお続けください。 |
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| このような方は要注意 |
| ※ 禿(はげ)の遺伝性 |
両親・祖父母の頭髪をチェックすると、ご自身の今後の状態が推測できます。 ▼父親が若禿、母親も薄毛の場合は確実に禿げる。 ▼父親が若禿、母親は普通毛だが母方の祖父または兄弟に禿げがいる場合は、 禿げると思ったほうが良い。 ▼両親の頭髪は普通毛、父方母方の祖母、または、兄弟に若禿がいる場合は、 禿げる可能性がある。 早期発見・早期対策を心がければ、かなり緩和できます。 |
| ※ 疲労・ストレスの多い方 |
疲労・ストレスが蓄積すると乳頭毛細血管を取り囲んでいる自律神経の作用で血管が急激に拡大したり収縮したりします。 そうなると頭髪にスムーズに栄養を運ぶことが困難になって脱毛が始まります。 ストレスの解消こそが脱毛症の改善に欠かせない要点です。 |
| ※ コレステロール値の高い方 |
毛細血管が詰まって血行障害がおきます。 結果として、頭髪に必要な栄養を十分運べなくなり脱毛を引き起こします。 |
| ※ 貧血・低血圧・高血圧・肩こり(特に首のこり)のある方 |
これらの症状は血液の流れに支障をきたします。 やはり結果として、頭髪に必要な栄養を十分運べなくなり脱毛を引き起こします。 |
| ※ 暴飲・暴食・夜更かし・喫煙の多い方 |
頭髪をつくる毛母細胞分裂のピークは夜9時前後です。 この時間に食べると血液は消化器官の方へ多く流れ頭皮への流れが減少します。 したがって、この時間帯以降はできるだけリラックスして、身体を休めるのが望ましい。 タバコを吸うとニコチンが血管を収縮させ血行不良をおこします。 |
| ※ 酒・コーヒー・辛すぎる食べ物を好む方 |
いずれも刺激物ですが適量だと胃を刺激して、血行を促進して、頭髪には好影響です。 ところが度をこすと、まったく逆に作用する性質を持っているので気をつけましょう。 |
| ※ パーマ液・毛染め剤・ヘアドライヤーの使用頻度の高い方 |
パーマ・毛染めは、こしがなく細くなった頭髪には、かなりの負担になります。 度重なると脱毛の危険もあります。もともと頭髪は熱や乾燥に弱いもの。 ドライヤーを使う前に頭髪に水分を補給して、高温を避けて風速を強くしてセットするのが良い方法です。 |
| ※ ふけ・かゆみの多い方 |
| 次の項目をお読みください。 |
| フケ・かゆみは脱毛の前兆 放置していては手遅れも! |
皮膚は約4週間細胞分裂を繰り返し、しだいに表皮の表面に押し上げられます。 そして、最後には角質細胞となります。 フケは、頭皮の角質細胞が剥がれ落ちたもので、頭皮の垢(あか)です。 男性ホルモンが過剰に関与すると、頭皮の新陳代謝を活発にし、角質細胞をつくる頻度が急激に増すので、大量のフケが出て目立つようになります。 毛穴にフケ・皮脂・ほこりが溜まり、そこに汗をかくと細菌が繁殖しやすい湿気・温度の環境が整います。その刺激でかゆみが生じます。 フケが多くなるとかゆみがでるのは、そのような理由からです。 掻いてしまうと頭皮に傷をつくり細菌が侵入し、炎症をおこしてむくんできます。 結果、毛母細胞への乳頭毛細血管の働きが阻害されてしまいます。 毛母細胞は栄養の供給がストップされてしまい、細胞分裂も停止し、頭髪は成長半ばでどんどん抜けてしまいます。 対策としては、天然洗浄剤配合のシャンプーに替えて、こまめに洗髪してふけを取り去る。脂性肌・抜け毛の多い方は、毎日洗髪するように心がけてください。 |
| 「洗髪による抜け毛」 恐れないで |
洗髪し過ぎると、髪の毛が抜けると言うのは俗説です。 洗髪して抜けてしまう頭髪は、いずれ直ぐに抜けてしまいます。 頭皮は顔と同じです。清潔に保つことが毛髪への一番の労りです。 少なくとも一日おきには洗髪するように心がけましょう。 |
| 白髪予防・美髪に有効な食品 |
| 黒とろろ昆布・黒すり胡麻(塩分抜き・大さじ2杯程度) ご飯にかけるか、味噌汁・お吸い物に入れるなどして、毎日摂取するようおすすめします。 |